Skypeの共同創業者ヤヌス・フリス氏がバックアップするメッセージアプリWire(iOS/Android/Mac)が12月3日にリリースされました。パッと見た感じ、アリがちなメッセージアプリですが、美しいデザインとYouTube・SoundCloudを送信可能な使い勝手のよさなど魅力がたっぷりです。
Skypeに足りないものをWireは提供する
フリス氏はSkypeの創業に携わりましたが、Skypeの老化について厳しく発言しています。「スカイプは10年以上も前にリリースされたサービスだ。その頃からは多くが変わった。人は無料通話やテキストには慣れっこだし、今ではコンピュータをポケットに入れて持ち運ぶようになった。」とフリス氏は語ります。「できる限り良いコミュニケーションツールを作るべき時に今差し掛かっているんだ。便利なだけじゃなくて、美しくなくちゃいけない。Wireはそんなサービスになった。」
Wireの機能
デザインが優れているのはもちろん、Wireは暗号化による安全なメッセージングを約束し、高音性の音声通話も提供します。Wireで共有された写真、SoundCloud音楽、Youtube動画などのメディアはメッセージ中に表示されアプリ内で視聴可能なのもポイント。他のメッセージアプリではリンクが送れるだけで、再生するにはアプリ外に飛ぶ必要があります。
Wireには「ping」機能が備わっており、呼び出し音を鳴らす事無く相手の注意を喚起することができます。また、最近Facebookから発表されたGroupsアプリを彷彿させる丸アイコン型のグループチャット機能も採用されています。
動画チャットはまだ
WireにはSkypeを成功へと導いた大きな要素、動画チャット機能がありません。現在のリリース状態では音声通話とテキストメッセージのみが使用可能です。フリス氏によると動画チャット機能はのちに追加される予定です。また、将来的には優良のプレミアム機能も展開される予定です。
WireはAndroid、iOSそしてMacで使用できます。また、Web版もリリースし様々なプラットフォームで使用可能となる予定です。
Wireのダウンロードはこちら
ソース:http://news.en.softonic.com/skype-co-founder-backs-wire-messaging-platform
●エディター Christopher Takagi
Twitterアカウント:https://twitter.com/softoniCT
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