サポート終了後にXPを使い続けるには

Windows XPを使い続けることは可能ですが、気を付けないと危険です。XPにこだわるなら、これからご紹介するヒントを活用してウィルスや他の脅威からパソコンを守りましょう。
今後アップデートはない

今後、Windows XPのアップデートは行われません。このOSの終末が世界中のユーザーに等しく来てしまいました。Microsoftから提示された解決策は1つきり。「Windows 8.1に移行してください」というものです。しかしこの移行には、問題点がいくつかあります。お金が必要なこと、新しいシステムを勉強しなければならないこと、動作しないアプリケーションがあることなどです。

アップグレードやセキュリティパッチが今後は見込めないため、Windows XPのシステムが直面するリスクは大幅に高まります。幸いなことにXPユーザーには、サポートがなくなることで生じるウィルスや攻撃などの危険から保護する方法が残されています。

コンピュータ感染の割合:XPは比較的脆弱(出典:Microsoft)

最新のXPの大きなアップデートを行ったかを確認しましょう

まず初めに、使っているWindows XPのバージョンを確認しましょう。最も簡単な確認方法は、「スタート」メニューの「実行」でwinverと入力する方法です。Enterキーを押すと、バージョンが表示されます。バージョン5.1以降になっていたら問題ありません。

このXPはサービスパックは不要です。SP3が適切にインストールされています。

最新バージョンはサービスパック3です。これには、MicrosoftがXP用にリリースした最新のメジャーな更新パッケージが含まれています。違う表示の場合(サービスパック1やサービスパック2など)、システムをアップデートして最悪なウィルスに感染しないようにする必要があります。


XPのSP 2はSP 3よりウィルスに感染しやすい

なぜアップグレードが必要かというと、XP SP2はXP SP3よりもウィルス感染率が高いのです(出典:Computerworld)

最新のアップデートをインストールする

Microsoftからは新しいXPのアップデートはリリースされませんが、古いアップデートはWindows Updateからダウンロードできます。インストールできるアップデートはすべて、コントロールパネルのアップデートからインストールしておきましょう。もちろんサービスパック1~3も合わせてインストールです。


古いXPアップデートはMicrosoftのWebサイトからダウンロード可能

Windows XPのすべてのアップデートは、WSUSからもインストールできます。WAUAは、オフラインで使用できるアップデートパッケージを作成できるツールです。バージョン8.9が最新版で、XP対応です。OSを選択して、言語を選びStartをクリックするだけの簡単操作です。


WSUSのバージョン8.9でXPのアップデートをダウンロードしてパッケージ化

個人的には、WSUSはより安全な選択肢であると言えます。XPをオフラインのまま動作させることができ、アップグレード中に不正な侵入を防ぐことができるからです。また、.NET Frameworkボックスを確認することをお勧めします。これは、プログラムが適切に実行されるようにするための欠かせないソフトウェアです。

Internet Explorerをアップデートして代わりのブラウザを追加する

Windows XPにはInternet Explorer 6が付属しています。IE6は、今は安全でないブラウザとされており、現在では多くのWebページで互換性がありません。使用しているIEのバージョンを確認するには、ブラウザの「ヘルプ」>「バージョン情報」メニューを選択します。下図のような表示だと、危険なInternet Explorer 6を使っているということになります。


Internet Explorer 6

IE 6.0を使っている場合、すぐにXPで使える最新版のInternet Explorer 8にアップグレードしましょう。IE8はずっと安全で多くのWebサイトが対応しています(ここからダウンロードできます)。残念ですが、XP用のIE9はありません。Windows XPで実行できるかどうかも不明です。


IE8は、Windows XP向けの最新バージョンのInternet Explorerで、XP用のIE9はありません。

一緒に、別のブラウザをダウンロードしてもよいでしょう。さまざまなブラウザがありますが、Chrome、Firefox、Operaが主要な3つのブラウザです。高速で効率的なブラウザで、マルウェアへの対抗機能も優れておりスムーズで楽しくブラウザ操作ができます。

不要なプログラムや廃止されたプログラムをアンインストールする

脆弱性を低減し、Windowsへの負荷を軽減する1つの方法は、使わないプログラムや、コンピュータの安全性を脅かすため使えないプログラムを削除することです。アプリケーションを素早く削除するには、CCleanerやRevo Uninstallerを使うのがお勧めです。


Revo Uninstallerは、とても強力なアンインストーラで、Windows XPに対応しています

不要なスタートアップ処理やサービスを無効にしても良いでしょう。起動してメモリに常駐するプログラム数が少ないほど、OSの弱点は減ります。実行しているプログラムを把握しておきましょう。

プログラムアップデータをインストールする

システムを最新の状態に保っておくほかに、アプリケーションも最新であるかどうか確認しましょう。古いバージョンのプログラムは、欠陥やセキュリティ上の問題があり、ウィルスの進入口になってしまう恐れがあります。

使用アプリの新しいバージョンを探知してダウンロードするユーティリティがあります。Softonic for Windowsにはまさに、その優れた機能が備わっています。サポート終了のプログラムをアップデートします。システムを素早くスキャンし、ソフトニックのデータベースと比較します。


Softonic for WindowsはXPでも古いバージョンを検出してアップデートできる

Softonic for Windowsは、アプリケーションマネージャーとして動作するため、ソフトウェアのアップデートを通知したりサポートするだけでなく、Windows XPに対応している新しいプログラムのインストールもできます(きっと今後5年間は使えると思います)。

Windows XP対応のアンチウィルスをインストールする

Microsoft Security EssentialsはMicrosoft公認アンチウィルスですが、新しいアップデートの配信は2015年7月14日で停止される予定です。この瞬間から、Microsoftセキュリティの最後の柱が崩れ去るのです。

それでも、心配することはありません。多くのアンチウィルスソフトでは、今後もある程度Windows XPに対応するでしょう。ソフトニックで行った大規模な2014年のアンチウィルスの比較では、15の無料および有料アンチウィルスソフトを分析しました。最高の無料アンチウィルスソフトは、AVG、Avira、QIHOO 360の3つです。


2013年後期のアンチウィルスの比較。すべてXP対応

効率的かつ軽いアンチウィルスソフトを選ぶ必要があります。メモリ容量が足りない場合は、携帯用アンチウィルスをダウンロードする手もあります。インストール不要で、PCのウィルスを駆除する場合にのみ実行するタイプです。友人のXP搭載の古いノートパソコンでは従来のアンチウィルスソフトは無効にし、デスクトップにAvira PC Cleanerのみを残すようにしました。

使いやすいファイアウォールをインストールする

安心してWindows XPを使うには、PCの起動時に何が一緒に起動するかを把握するほかに、どのプログラムがネットワークとデータを送受信しているかを監視することが大事です。理由は、そのデータのやりとりによってプライバシーが侵害されたり、ウィルスがダウンロードされてしまうこともあるためです。


優秀な無料のファイアウォールであるComodo FirewallはWindows XPに対応

お勧めのファイアウォールは2つあります。古いけれど信頼のおけるSygate Personal FirewallはXPで良好に動作します。もう1つは、Comodo Firewallで、Sygateよりは新しく洗練されていて直感的に操作できるデザインです。両方とも同じように効果的な働きをします。

Outlook Expressを使うのをやめる/Live Mail

昔ながらの方法でメールを受信したいなら、Outlook Express(OE)をやめてLive Mailを使い始めましょう。これらは、アンチウィルスソフトの有無にかかわらず無数のウィルスが侵入できることが分かったため廃止されたアプリです。

Windows XPで使用できる電子メールクライアントの中では、Mozilla Thunderbirdが使いやすいでしょう。ですが、最近になってプロジェクトに少し変更が見られます。GmailまたはOutlook.comを使うことをお勧めします。.


Outlook.comでは、POPとIMAPアカウントを選択可能

どちらを選んでも、POP3メールを受信トレイにダウンロードして、古い電子メールアカウントのメッセージの送受信を行えます。さらに、ほかのWindowsプログラムよりも動作の良いジャンクメールのフィルタが追加されるなどメリットも多くあります。

自分なりのバックアップ計画を立てる

Windows XPを使い続けると決めたということは、ちょっとリスキーで刺激的なコンピュータライフを選んだということです。大事なデータがある場合、定期的にバックアップをとり、何か問題が起きても対処できるようにしましょう。Cryptolockerウィルスがコンピュータに入り込んでも、ファイルを回復できます。

一番良い方法は?無料プログラム(Dropbox(文書)、Intel Anti-theft(パスワード)、Cobian Backup、Comodo Time Machineなど)を使って「バックアップ方法」を考えましょう。完全バックアップするにはどうしたら良い?Macrium Reflectがお勧めです。どちらの場合も、複数の方法を組み合わせれば安全性や柔軟性が最高になります。

アップデートを信用するか、仮想マシンを使いましょう

もうお分かりでしょうが、ウィルスの被害を受けずにXPを使い続けることも可能ではありますが、OSやアプリケーションも進化しています。いずれは、お気に入りのプログラムやゲームをXPで楽しむことができなくなる日がくるでしょう。その日がまだまだ先だとしても、覚悟を決めておく必要がありそうです。


Windows XPユーザーの数は減らず一定数(出典:Computerworld)

他に選択肢がなく、XPでプログラムを実行せざるを得ないときは、XPを仮想マシン(PC内のウィンドウで動作するPC)にインストールするという方法もあります。仮想マシンはVirtualBoxやVMPlayerで構築できます。両方とも無料で、XPに完全対応しています。

原文記事:How to keep using XP after support ends
By Fabrizio Ferri-Benedetti

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