Web ブラウザ界で名をはせる Internet Explorer, Google Chrome, Firefox をソフトニックのグローバルチームが徹底比較、その結果を発表しました。
今回の検証項目は「起動スピード」「メモリ使用量」「Web パフォーマンス(ページの表示スピードとクオリティ)」です。4 GB のメモリを搭載した Windows 7 Ultimate(64-bit) の PC でそれぞれの Web ブラウザを検証した結果がこちら。
起動スピード部門1位:Firefox
※最初のプログラムとして起動する場合(コールドスタート)、一度起動した状態から再度起動する場合(ウォームスタート)で、単一のタブを開く時間と11個のタブを開く時間をそれぞれ検証
(動画はウォームスタートで11個のタブを開く様子です)
メモリ使用量部門1位:Firefox
※単一のタブを開いた場合、20個のタブを開いた場合、20個のタブを開いた後で19個を閉じた場合のメモリ使用量をそれぞれ検証、使用量が少ないほど高評価
Webパフォーマンス部門1位:Opera
※JavaScriptパフォーマンスに焦点を当てた「Peacekeeper」、ブラウザの総合的なパフォーマンスを診断する「Browsermark」を検証ツールとしてそれぞれ利用
以上のテストの結果から検証チームは
Firefoxをベストブラウザ
とした上で、以下のように続けています。
「最終的なブラウザ選びは、訪れるWebサイトやブラウザの使用方法などユーザーのニーズに依存します。最高のブラウザとは自分に合って役に立つブラウザのことです。実際、各ブラウザの美学や追加できる拡張機能、他サービスとの統合、ユーザビリティなど多くの考慮すべき要因があります。このような理由から私たちは、皆さんの選択の手助けになるような最もベーシックで必要な基準だけを比較しました。」
記事の発表後、見事栄冠に輝いたFirefoxからは喜びのコメントがツイートされていました。
今後も引き続きアップデートによってそれぞれのブラウザのパフォーマンスがどう向上したかを検証していくとのこと。11月には、Firefox 36、Google Chrome38、Opera 25(予定)、Internet Explorer 12 が出揃うので、次のレースではこれらのエントリが期待されます。
次回のレース結果が届き次第、速報をお伝えしていきます。
原文はこちら
Softonic’s Browser Comparison: Head-to-head with Chrome, Firefox, IE and Opera(英語サイト)
テストを行った PC 環境などについてはこちら
Measuring browser speed for Softonic’s Browser Comparison(英語サイト)
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