「iPhoneの写真を保存する 1/3 PC/Macに移動する方法」はこちら
「iPhoneの写真を保存する2/3 iCloud編」はこちら
クラウドストレージには、複数のデバイスからアクセスできます。
「Cloud」とは英語で「雲」を意味します。つまりインターネットという広い空に雲のように浮かんでいる貸しスペースに自分のデータを保存できるという意味です。このクラウド上にデータを保存できるサービスを「クラウドストレージサービス」と呼びます。
クラウドというとやや難しい、という印象があるかもしれませんが、実はとっても身近なもの。例えば、Webメール(Gmail、Yahoo!メールなど)もクラウドを利用したメールサービスで、メールのデータやアドレスなどが全てインターネット上=クラウド上に保存されています。クラウドを利用したメールサービスの便利な点としては、職場のPC、自宅のMac、お手持ちのiPhoneとどんなデバイスからでもインターネットにアクセスさえできれば同じメールアカウントを利用できて便利ですよね。
「iPhoneの写真を保存する2/3 iCloud編」はこちら
クラウド上に写真を保存する場合もこの点は同じ。iPhoneで撮った写真をクラウドストレージに保存すれば、PCやMac、タブレットPCなど、異なるデバイスからインターネット経由でいつでもどこでも写真にアクセスできます。万が一iPhoneやPCを紛失してしまっても、写真データがクラウド上に残る点も安心です。また、友達や家族との写真データの共有も簡単にできて便利です。
逆にデメリットとして考えられるのは、インターネット環境がないと写真を閲覧できなかったり、一定の容量を超えると有料になったりするサービスが多いこと。クラウドストレージサービスは種類が多いので、ニーズに合うものを選んで使いましょう。また、利用には基本的に会員登録が必要です。
良く知られているクラウドストレージサービスには、Dropbox、Google ドライブなどがあります。
・2GBまで無料
・アカウント作成が必要
ではここで、実際にDropboxを使ってみましょう。
まず、AppStoreからDropboxを検索し、アプリをインストール。「開く」にタップして起動します。
Dropboxのユーザーアカウントをお持ちの場合はログインしましょう。Dropboxを初めて使う場合は、「Dropboxは初めてです」にタップし、アカウントを作成しましょう。氏名、メールアドレス、パスワードを入力するだけなので簡単です。
Dropboxは最も良く知られているクラウドストレージの1つですが、容量がDropboxよりも大きい無料のクラウドストレージはたくさんあります。ここでは、ポピュラーかつ使いやすいクラウドストレージサービスをご紹介します。
・Picasaウェブアルバムと合わせて合計5GBまで無料
・Googleアカウントで利用できる
・オフラインでも閲覧可能
・7GBまで無料
・アカウント作成が必要
・1TBまで無料