広告

特集

あなたもデジタル依存症!? デジタルデトックスをはじめよう (1/4) スマホ編

あなたもデジタル依存症!? デジタルデトックスをはじめよう (1/4) スマホ編
Junko Takaira

Junko Takaira

  • 更新しました:
1日を振り返ってみてください。PCやスマートフォン、タブレットなどのデジタルデバイスでインターネットにつながっている時間はどのくらいありますか? もし、5時間以上なら、デジタル中毒、スマートフォン依存症かもしれません。
そこで注目が集まっているのが「デジタルデトックス」です。
デトックス(detox)とは、「解毒」を意味する英語「detoxification」の短縮形。“デジタルデトックス” とは、家でも職場でも、スマートフォンやPCから離れ、オフライン環境を作ってみることを指します。
でも、「実際問題仕事ではPCは必須だし…」「友達と連絡が取れなくなったら困るし…」といった不安や懸念事項もありますよね。そこで、100%オンライン環境をシャットアウトしてしまわなくても良い、一時的、部分的、段階的に実行できる方法を、「スマートフォンのデトックス」「オンライン環境そのものから離れてみるデジタルデトックス」の大きく2種類に分けてご紹介します。
スマートフォンのデトックス
電話、メール、カメラ、メモなど多様な機能のアプリが詰まっているスマートフォンは、いわばあなたの分身!?
(1)スマートフォンのアプリを使っている時間を管理できるアプリをインストール
My App Rank(Android)
通勤時間やすき間時間に、意識せずとも気づいたら使っているスマートフォン。スマートフォンに入っているアプリ一つひとつにどのくらいの時間を費やしているかが一目で分かるアプリがあります。例えば、「ゲームとインターネットにかなりの時間を費やしている」「動画アプリを週10時間以上使っている」といった事実を把握することで、すき間時間の使い方を見直してみましょう。また、1ヵ月間一度も使っていないアプリがあれば削除しても良いでしょう。
(2)スマートフォンのベストな状態維持に役立つアプリを活用する
節電! ぼく、スマホ 〜おじさん育てて電池長持ち〜(Android)
スマートフォンの動作が遅くなったりバッテリーの消耗が早かったりといった問題も、実は対して必要ではないアプリをいくつもインストールして起動しっぱなしにしているからかもしれません。節電!ぼく、スマホは、スマートフォンのベストな状態維持に役立つアプリ。インストールしたアプリが増えるとおじさんの体重が増えてメタボに近づいていくので、不要なアプリをアンインストールする「ダイエット」を行って、おじさんの健康を維持しましょう。アプリの必要性を見直す機会を持つことで、よりスマートなスマホライフを送りましょう。
(3)スマートフォンのアプリをフォルダに収納する
あなたのスマートフォンにはアプリのアイコンが無秩序に並んでいませんか?整理されていないインターフェースは使いづらいもの。実はスマートフォンでも、PC画面のようにフォルダを作ってアプリを整理・収納することが可能なんです。
フォルダを作ってアプリを整理することの利点は、使い勝手の向上だけではありません。たとえば、メッセージが来ているかどうかが気になって中毒的にチェックしてしまうメールアプリやLINEなどをフォルダに収納すると、フォルダを開くたったひと手間が増えただけで、閲覧頻度が下がることがあります。
iPhoneの場合、フォルダは簡単に作れます。アプリのアイコンに一定時間タップすると、アイコンが揺れ始めます。この状態でアイコンにアイコンを重ねるとフォルダが作成されます。
Androidの場合は、アストロファイルマネージャーなど、ファイル管理アプリをインストールして、数が増えてしまったアプリを収納して管理しましょう。
(4)スマートフォンに入れている、依存度の高いアプリを削除する
Facebookの投稿やコメントが気になって、すき間時間に常にFacebookアプリをタップしてしまう、といったFacebook依存症になっていませんか?多数の友達とつながっているFacebook自体をやめることは難しくても、思い切ってアプリをスマートフォンから削除し、Facebook利用をPCからのみに制限してしまうのも一つの手です。もちろんスマートフォンのブラウザーからFacebookにログインすることは物理的には可能ですが、アプリのように手軽に閲覧できないので、中毒的にチェックしてしまう状況を改善できます。
(5)スマートフォンの電源を切る予定を入れる
映画やライブ、コンサートなど、スマートフォンの電源をOFFにせざるを得ない予定を入れましょう。理由をつくることで、一定時間オフラインの環境でいられます。
(6)「誰かと一緒に食事をしている間は見ない」「ベッドに持ち込まない」など、スマートフォンに関する自分ルールを決める
家族や友人と食事をしている最中にもスマートフォンを操作している光景、よく見かけますよね。また、就寝直前までスマートフォンのアプリを操作していたり、消灯した後もベッドの中でスマートフォンを使っていたりすることも…。友人や家族との大切なコミュニケーションの時間や、本質的に人間の身体が必要とする食事や睡眠などにかかわる時間はスマートフォンに触れないなど、自分なりのルールを作ってみてはいかがでしょうか。
(7)スマートフォンに入れているアプリのプッシュ通知をオフにする
スマートフォンにアプリをインストールする際には多くの場合、プッシュ通知の許可について同意を求められます。あまり深く考えずに「同意する」にタップすると、メールを受信するたび、Facebookで誰かがあなたの投稿に「いいね!」を押すたび、LINEで友達からのメッセージが届くたび、とかく何かあるたびに通知が届き、都度都度スマートフォンを手にすることになります。例えば日中必要でないアプリの通知はオフにするなどして、絶え間なくプッシュ通知が来る状況を回避しましょう。
(8)スマートフォンを1日家に置いておく
ちょっと勇気が要る方法ですが、あえてスマートフォンを家に忘れて出勤・登校・外出する1日を作ってみましょう。常時最新の情報が得られないことへの不安感、友人などからの連絡をその場で受け取れないなどの心理的なストレスに悩まされるかもしれませんが、現実的に困ることはそれほどない…!?かもしれません。強制的にスマートフォンから離れるために一度試してみる価値はあるでしょう。
(9)スマートフォンを解約。ガラケーに変える、もしくは携帯電話を持たない
かなり極端ですが、スマートフォンにコントロールされる生活を根本的に変えるには最も有効です。スマートフォンを解約し、懐かしい印象すらあるガラケーに変えてみるのはどうでしょう。もっと大きな変化が生活に欲しい場合は、いっそ携帯電話そのものを持たない選択もあり得ます。
メールチェックやスケジュール管理など、本来ならばスマートフォンは仕事を効率的に進め、時間を有効に使うために役立つはず。でも、便利で手軽であるがゆえにスマートフォンに縛られていると感じているなら、これを機会に付き合い方を見直してみませんか。
Junko Takaira

Junko Takaira

Junko Takairaの最新作

エディトリアルガイドライン