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超難しいゲームにはまる理由

超難しいゲームにはまる理由
Softonic Team

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コアなゲーマーは、「いまどきのゲームは簡単すぎて、プレイヤーの挑戦する楽しみを奪っている」と言います。ばかばかしいほど難しい新世代ゲームが、毎日新たなユーザーを獲得している理由がそこにあるのかもしれません。しかし、なぜそのような苦行を自分自身に課すのでしょうか。次々と「ゲームオーバー」の文字を見る楽しみとは?
ソフトニック編集者、Jan-HendrikとVincentと僕、Samuelの3人でこの現象について分析してみました。
人が容赦なくハードなゲームにはまってしまう理由について、我々3人のそれぞれの視点から議論したいと思います。我々がはまっているゲームはDark Souls 2、DayZ、そしてFlappy Birdです。これら3つのゲームはまったく異なるように思えますが、共通して言えるのは、とんでもなく難しいということなんです。


Dark Souls IIとJan-Hendrik「幸運でクリアできる要素なんてないね」

Dark Souls中毒になった瞬間は良く覚えています。その記憶が正しければ、かなりハードな体験でした。「もうゲームオーバー!? まだ2、3歩しか歩いてないはずだけど?また最初からやりなおしかよ!」ずるいゲームです。しかし、ミスから学んでこのゲームを少しずつ進めることができます。ちょっとでも長く生き残るために敵の攻撃を避ける方法を学んでも、敵はどんどん強くなっていきます。

また、Dark Souls IIをプレイする機会がありました。このゲームは、同シリーズの特徴である難解で残酷なスタイルを踏襲していました。慎重にやらないと、ものすごく小さな生物にも殺されてしまうことだってあります。ですが、なぜ確実に死ぬのが分かっているのにやめられないのでしょう。答えは簡単です。常に死と隣り合わせであることが、プレイヤーである自分とゲームのキャラクターをつなぎとめる一種の接着材となっているのです。
ゲームオーバーのたびに、自分のミスで重大な結果を招いたような気がして、何としてでも死を避けるべく、もう1度挑戦してしまいます。

Dark Soulsのプレイ中は、ピクセルで作られた自分の化身を真剣に守りたくなります。そして、ファーストパーソン・シューティングゲームやロールプレイングゲームをプレイしているときには、そのようなキャラクターとのつながりは感じないのです。こんなにのめり込んでしまうのは、このゲームが持つ2つの特性によるものだと思います。Dark Soulsでは、キャラクターの死の責任はプレイヤーにあることと、他のゲームと違ってキャラクターの死がゲームの終わりだということです。ゲームオーバーのたびに、自分のミスで重大な結果を招いたような気がして、何としてでも死を避けるべく、もう1度挑戦してしまいます。
そう、Dark Soulsは、とんでもなく難しいですが、公平で良くバランスのとれたゲームでもあります。注意して、備えれば、プレイヤーは困難を乗り越えることができます。このゲームでは、幸運が入り込む余地はありません。俊敏さ、観察眼、学習能力だけが勝つための味方です。Dark Soulsのプレイ中は、ゲームオーバーこそが学習の機会です。ベストを尽くしてゲームオーバーから学びましょう。
• Dark Souls IIの攻略法


DayZとVincent「マゾ向けのゲームだね」


DayZは、本当に難しいゲームです。マゾ向けのゲームといってもいいくらい。ゲームの醍醐味は全部、キャラクターの苦しみから生まれるのですから。他のハードコアなゲームと同様、DayZは死んだら終わり。このことがゲーム体験をより魅力的なものにしています。DayZでは、キャラクターが死んだら、それきりです。彼がどんなに成長していても、好調でも生き返ることはできません。手に入れた道具も全て消え最初からやり直しです。

死んだらまったくの最初からやり直しになります。だからこそDayZがおもしろいのだともいえます。このゲームの広大な世界を新たな目で再発見できるいいチャンスです。水や包帯を必死で見つけ、初級の武器でゾンビから身を守り、補給品を集め静かな安心感と希望を得たところでまたジ・エンドです。
DayZでは、キャラクターが死んだらそれっきり。
実際に世界滅亡後のゾンビであふれた世界でたった1人生き残ったとしても、DayZでのプレイほど怖くはないと思います。あてずっぽうでゾンビが攻撃して来ただけで、あるいは単純にどこかから落ちただけですぐ死んでしまい何時間ものゲーム時間が無駄になることもあります。しかしこのことが、DayZをより強烈な体験とするのです。私にとって、この難しさとむごさが、DayZを歴史上最も恐ろしいゲームの1つにしている理由です。


Flappy BirdとSamuel「おかしなプレイヤーが集う場所」


今までにも、「Flappy Bird」という小さな携帯ゲームの名を聞いたことがあると思います。このベーシックなゲームはたった数日でインターネットに狂乱を巻き起こしました。盗作の噂や、数々の金銭面での噂もささやかれるこのゲームは、今でも次々と新しい中毒者を生み出しています。黒魔法か催眠術か!?このドット絵の鳥に突然魅了されてしまうのはなんででしょう。
激ムズなのがこのゲームにはまってしまう理由だという人もいます。あるいは、そのシンプルさが魅力だという人もいます。個人的には、そのドット絵やシンプルさ、どこかでやったことのある内容といったことにはそそられませんでした。僕が思うに、Flappy Birdの成功の裏にはこの2つの要素が組み合わされている事がポイントな気がします。

Flappy Birdsのドット絵とシンプルなデザインにはひかれないが…

ビデオゲームデザインに詳しくなくても、Flappy Birdsのデザインは、ドット絵のキャラクターがあらゆる世代の目に焼き付いて離れない不朽の名作スーパーマリオブラザーズをリスペクトしたものだということは一目瞭然です。それはもう、スマートフォンユーザーなら、やる前から知っているといったゲームなのです。
ゲームの画期的な単純さもその成功の理由かもしれません。Flappy Birdの第一印象は、「誰でもプレイできそう」です。指一本で鳥をコントロールできるからです。残念ながら、この感覚は、何度もトライするうちにフラストレーションにかわっていく事になるのですが…

Flappy Birdの第一印象は「誰でもプレイできそう」…

ですが、個人的には、Flappy Birdの真に優れたところは、何度も素早くプレイを再開できるところだと思います。鳥がこのゲームの特徴的な緑の土管につっこみ無残に散っても、ボタンを押すだけでプレイをやり直せます。このシンプルさが新鮮なものとして受け入れられているのでしょう。
自分の場合、熱狂的なプレイヤーのコミュニティが、Flappy Birdsにはまる原因でした。ゲームに付属の共有機能で、友人に自分の最低なスコアやプレイ内容を見せることができます。
それが、私がこのゲームを始めたきっかけでした。来る日も来る日も、自分のGoogle+に登録されている人たちの中で1位になるべくゲームをプレイし続けた結果、スコアはなんと36!誰かこのスコアを破れる人はいるでしょうか?たぶんいないでしょう!このゲームは以前はApp StoreやGoogle Playでダウンロードできましたが、短期間で開発者により削除されてしまいました。ですから、そのときにスマホにダウンロードしていなければ、現在はプレイできなくなっています。幸運なことにいくつかの難易度たかめな類似ゲームも発表されており、現在遊ぶことができます。

最近はまったゲームはありますか?

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