KDDI、Navitimeなど13サービスの全てが入口となる中心のないポータル「Syn.」登場

KDDIは10月16日に都内で行われた新サービス発表イベントにてスマートフォン向けの新ポータル構想「Syn.（シンドット）」を発表しました。Syn.は12社13のスマホ向けサービスを連携させ、「全てが入口となる中心のないポータル」として「黒子的」にアプリやサービスを繋ぎます。

13のサービスを繋ぐ

Syn.のプラットフォームに参加しているのは現在12社。メディアの「音楽ナタリー」、ハウツー情報サイト「Nanapi」、ナビゲーションサービス「Navitime」
天気情報「ウェザーニュース」などそれぞれ別カテゴリのサービスを提供しています。12社の月間利用者数はのべ4100万人、国内最大級となるとのことです。

サービスを繋ぐ共通サイドメニュー

それぞれのサービスは今まで通り利用でき、Syn.として追加されるサイドメニューからお互いのサービスに飛ぶことができます。アプリ間の連携が密になり、ユーザーはスムーズにサービス間を行き来できるようになります。サイドメニューからそれぞれのサービスを回遊できる他、どのサービスからもサイドメニューの通知から新着情報のアップデートを受けられます。

サービス連携によってユーザーに新たな価値を提供

Syn.は全く違う価値をもった複数のサービスを融合させることで新しいユーザー体験を提供する事を目指しています。例えば、「カレンダー」と「地図」のサービスの連携ではカレンダーに行先を入れておけば、その日時になったら自動的に案内がスタート。または、「タイムセール」と「ファッション」を融合させファッションサイトでチェックした商品がタイムセールになったら通知を受ける事ができるサービス。「Syn.は“イチゴ大福“。イチゴと大福という全く別の価値をもったものを一つにすることで新しい価値を作れる。同じようにサービスの結びつきによってスマートフォンの「価値倍増計画」を進めるのがSyn.のヴィジョン」とKDDIの森岡康一氏は語ります。

Syn.に参加しているサービス・アプリはこちら