動画の共有がより身近に、簡単に！Real Player Cloudがついに日本でサービス開始

皆さん、スマートフォンで撮影した動画、どうしていますか？例えば友達の結婚式のビデオ。例えば子どものムービー。1 ～2 回は見て楽しんだけれど、その後はフォルダに保存したまま存在すら忘れかけていた…という方も多いのではないでしょうか。本当は友達や離れた家族とシェアしたいけど、いったいどうすればいいのやら？写真の場合はメール添付や画像共有サービスなどの手段はあるけど、動画って容量も重いし、なんか面倒くさそう…。

そんなユーザーの声に応えるべく登場した新サービスが「RealPlayer Cloud」。マルチメディアプレーヤーの RealPlayer を展開するリアルネットワークス株式会社が開発した動画専用クラウドサービスです。欧米では 2013 年の 10 月を皮切りに順次サービスが開始されてきましたが、2014 年 4 月 16 日からはついに日本でもサービス開始になりました。まずは一体どんなことができるのか特徴をまとめてみました。

Real Player Cloud の特徴 5 つ

・クラウド上に動画を保管できる

インターネット環境があればどこからでも、どんなデバイスからでも RealPlayer Cloud に動画をアップロードし保管できます。自分のスマートフォンにいつまでも容量の大きい動画を貯めておく必要がありません。もちろん希望すればファイルのダウンロードもできます。

・いつでも、どこからでもストリーミング再生が可能

クラウドにアップロードした動画は OS・デバイスを問わずに再生ができます。通常はデバイスごとに再生できる動画のファイル形式が異なるため、「Android で撮影した動画ファイルが iPhone で再生できない」などということもありますが、Real Player Cloud は独自開発の技術でこの問題をクリア。なんと、ユーザーがアップロードした動画を自動的にデバイスごとの最適なファイル形式に変換してくれます。これによりどの OS・デバイスからも特別な操作いらずで快適に視聴できます。

・WiFi でデバイス同士の同期＆再生が可能

RealPlayer Cloud アプリをインストールした PC・スマートフォン・タブレット同士なら、同一のアカウントでサインインし、同じネットワーク（WiFi）に接続している状態であれば無線で動画の同期・再生ができます。手元のスマートフォンで撮影した動画を、より大きな画面の PC のディスプレイで見る、PC に保存してあるレシピ動画をキッチンでタブレットを使って再生する、など今までは複雑に思えた使い方が誰にでも簡単にできます。

・動画を多彩な方法で手軽に共有できる

Real Player Cloud を使えばいつでも、どこからでも動画を手持ちのデバイスでストリーミング再生できます。また、クラウドにアップロードした動画は、メールや LINE などで友達や家族と共有が可能。動画の公開相手には電子メールが届き、クリックすればその場でストリーミング再生が始まります。例え相手が RealPlayer Cloud アプリなどを入れていなくても、ブラウザーを通して視聴できます。重たい動画ファイルを送る必要も、動画変換ソフトを使ってファイルの形式を変換してもらう必要もありません。

・容量に応じたプランを用意

Real Player Cloud は2GB まで無料のスペースがもらえ、それ以降は25GB （499円／月）、100GB （999円／月）、300GB （2999円／月）と容量によってプランがあります。また、友達に紹介すると 1GB のスペースが追加されるなどの特典もあります。
いろいろとお話をしてきましたが、とにかくお伝えしたいのは、RealPlayer Cloud は「ユーザーがあれこれ考えることなく動画のアップ・再生・共有が簡単にできる」サービスということです。無料で 2GB まで使用できるので、まずは試しに、スマホで撮影した動画をアップロードしてみてください。動画の知識に詳しくない、いわば”初心者”でも迷うことなくクラウドサービスの便利さを体感できると思います！

なお、今後、Real Player Cloud は韓国語や中国語にも対応予定で、すでにサービス開始済みの英語、フランス、スペイン語などと併せてますますグローバルに展開していく模様です。また、現在は動画のみアップロードできる仕様となっていますが、写真などのデジタル画像については検討中とのこと。もしかしたら今後はデジタル素材全般を簡単に共有できるクラウドに発展していくかもしれません。

●エディター Sayaka Nagashima

アプリやクラウドを利用して、もっとミニマルな生活ができないか模索中。ライフハック系ネタのほか、脱出ゲームやタイムマネジメントゲームにも並々ならぬ情熱があります。中庸がモットーです。