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iPhoneがいっぱいになったらどうしたらいいの? iPhoneの写真を保存する その1 PC・Macへの保存

Junko Takaira

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「旅先でも写真撮影はiPhoneで十分」「iPhoneって意外とキレイに写真が撮れる」…そんなわけでデジカメはお蔵入り。旅行先はもちろん、週末のお出かけやオフィスから見た空模様、毎日のランチまでiPhoneでパシャパシャ写真を撮り続けていたら、いつの間にか写真の枚数が2000枚超え。ある日、写真の撮影ボタンにタップしても写真が撮れていないことに気づきました。故障かと思ったら、なんと単純に容量がいっぱいだったのです…。

AndroidスマートフォンではSDカードにデータを移動することができますが、そもそもiPhoneにはSDカードスロットがなく、容量がいっぱいになったらデータを消すか移すしかありません。

iPhoneがいっぱいになったらどうしたらいいの? iPhoneの写真を保存する その1 PC・Macへの保存

「でも、そんなことしたことない…」という初心者のために、iPhoneが写真でいっぱいになったときの対処法についてシリーズでご説明します。

第一回目は基本のき、PCやMacに保存する方法をご紹介します。

写真は撮りっぱなしではダメ!

まず、お手持ちのiPhoneにどれだけの写真がたまっているかを確認してみましょう。「設定」→「一般」→「使用状況」の順にクリックすると、現在の使用容量が表示されます。ちなみに、私のiPhoneは16GB(ギガバイト)で、このうち12.3GBが「使用中」で、残りは1.3GBとなっていました。使用中のうち、写真のデータがなんと5.9GB!

使用容量の約半分が写真…。

このまま写真を撮り続けていくと容量がパンパンになってしまいます。では、それを防ぐにはどうすればよいのでしょうか。一番手っ取り早い方法は、いらない写真をこまめに消してしまうことです。

写真アプリを立ち上げて削除したい写真を全画面表示にし、右下にあるごみ箱アイコンにタップすると写真を削除できます。しかし、写真をこまめに消しても、毎日のように写真を撮る人の場合はいたちごっこになってしまい、手間と時間もかかります。まずはPCに写真データを移すところから始めてみましょう。

iOS7の場合

お手持ちのiPhoneのOSが7の場合、写真の一括選択・削除が可能です。「写真」タブの「モーメント」モードにタップすると、写真が撮影日ごとに表示されます。右上の「選択」にタップすると、各日付の上に表示されている「共有」が「選択」に変わります。この「選択」にタップすれば選んだ期日内すべての写真が選択されます。写真を個別に選択したい場合は写真に直接タップしましょう。削除したい写真を選択し終わったら、右下のごみ箱アイコンをタップするだけで、まとめて写真を削除することができます。

写真をPCに保存する

Windowsの場合

付属のケーブルでiPhoneをWindows PCにつなぐと、自動再生画面が立ち上がります。

iPhoneをWindows PCにつなぐと立ち上がる自動再生画面

「画像とビデオの読み込み」もしくは「デバイスを開いてファイルを表示する」のいずれかを選びましょう。

自動再生画面が立ち上がらない場合は、PCの「スタートボタン」(Windows 8の場合はwindowsキーを押しながらXキーを押す)→「コンピュータ」の順にクリックしましょう。「ポータブル デバイス」の「Apple iPhone」アイコンをクリックすれば、「Internal Storage」フォルダーが現れます。

「ポータブルデバイス」の中からApple iPhoneを選びましょう

次に、保存したい写真を選んでPC上にドラッグしましょう。PC上に保存されたことを確認したら、iPhone の写真を削除しましょう。ドラッグ元の写真を複数枚指定したら、右クリックのメニュー「削除」で一括削除できます。

写真をPCに保存する

Macの場合

Macに写真を取り込む方法は複数ありますが、Macにデフォルトで入っているAppleの写真管理アプリiPhotoを使う、簡単でオーソドックスな方法をご紹介します。

付属のケーブルでiPhoneをMacに接続し、iPhotoを起動します。

左の「デバイス」にiPhoneが現れ、写真一覧が表示されます。

左のメニューの「デバイス」にiPhoneが現れ、右に写真一覧が表示されます。iPhoneの写真すべてをMacに保存する場合は右上の「〇〇〇枚の写真を読み込む」をクリックしましょう。保存する写真を指定したい場合は、「command」「shift」キーを押しながら写真をクリックすると、読み込む写真に黄色い枠が表示されるので、選択し終わったら「選択した写真を読み込む」をクリックしましょう。

写真の読み込みが終わると、ポップアップが現れます。

写真の読み込みが終わると、「写真をカメラから削除しますか?」というポップアップが表示されるので、「写真を削除」か「写真を残す」かを選択しましょう。削除を選択すると、Macに読み込んだ写真を一括削除できます。

ケーブルと併せて使うとより便利なアプリ

せっかくPCとつないだなら、一緒にデータ管理もしてみませんか?以下のソフトウェアやアプリを使えば、写真の整理が簡単にできて便利です。

iPhoneとPCを同期できる無料ソフト

SynciOS(Windows)

iPhoneのファイルやフォルダーをWindows/Macから閲覧・管理できる

iPhone Explorer(Windows/Mac

iPhoneのデータを復元できるソフト

iPhone Backup Extractor(Windows/Mac

「iPhoneの写真を移動する その2」では、iCloudについて詳しくご説明します。

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