米アップルが2014年9月18日より無償で提供を開始した新しいスマートデバイス用オペレーティングシステム「iOS8」。多数の機能が追加されたことで大きな話題となっていますが、クラウドストレージ「iCloud Drive」もその一つ。
これは、普通のフォルダを同じようにファイル等を保存できる仮想のドライブなのですが、データはすべて自動でクラウド上にコピーされるのが特徴です。
これまで提供されてきた「iCloud」をアップグレードする形で使用できるようになるクラウドストレージ「iCloud Drive」。これを利用すれば、iOS8端末はもちろん、Mac OS X端末やWindows端末からも同じようにファイルを操作することが可能になります。しかも、5GBまでは無料で利用可能。
iCloud Driveの落とし穴
ところが、大きな落とし穴がありました。このiCloud Driveは現状「iOS8」と「Windows」でしか使用できないんです。
iOS7以前は未対応。Mac OS Xについては今秋リリース予定のバージョン10.10(コードネーム Yosemite)を待つしかありません。
【iCloud Driveの対応プラットフォーム(2014年9月22日現在)】
・iOS8
・Windows 7/8
iOS7以前は未対応。Mac OS Xについては今秋リリース予定のバージョン10.10(コードネーム Yosemite)を待つしかありませんが、アップル社の声明 によればiCloud Driveの利用のみならず、iCloud本体で提供されるメモや連絡先、Safariの設定、リマインダー等の同期もできなくなってしまうとのこと。
「iCloud Driveにアップグレードする」に注意
iOS8をインストールしたからといって、Windows以外のプラットフォームで使用することを予定している場合は「iCloud Driveにアップグレードする」を実行してはいけません(戻せません)。
もし、アップグレードしてしまっても、iCloudの公式ウェブを利用することは可能です。フォトストリームなどは利用できませんが、ファイルの抜き出しなら可能です。
【関連URL】
・Apple- iCloud – あなたのすべてのデバイス上でiCloudを設定する方法
https://www.apple.com/jp/icloud/setup/pc.html
・[iOS8] サードパーティの日本語入力キーボードを追加する方法
http://articles.softonic.jp/ios8-howto-set-thirdparty-ime
「アプリが人々の可能性を拡張させてくれるはず」という期待を胸に、人生全てをITに投入。Softonic JAPANでは、来るべき「アプリの時代」に向け着々と準備中。夢は「夢をもつ人の夢をかなえること」。TechWave
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