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iOS 7: iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法

iOS 7: iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法
Fabrizio Ferri-Benedetti

Fabrizio Ferri-Benedetti

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iOS7のインターフェイスは洗練されていますが、惑わされてはいけません。古いiPhoneやiPadでiOS 7を動作させると、動作が遅くなり、すぐにバッテリーがなくなってしまいます。でも、がっかりすることはありません。この問題を改善する方法がいくつかあります。

今回は、iOS 7デバイスのパフォーマンスやバッテリー寿命を改善する方法をご紹介します。iOS 6から続いている問題もあります。

設定 → iTunes & App Storeに移動し、Automatic Downloads(自動ダウンロード)セクションをチェック

まず、iOS7はそれまでのOSと違うという前提で使い始めましょう。根本的な変更が加えられたので、混乱するのも当然です。表示が変わるとともに、新機能が追加されました。じっくりとiOS 7に慣れたうえで、iOSデバイスのバッテリ寿命を改善する方法についてみていきましょう。

アプリをアップデートしましょう(Wi-Fi利用のみ)

まだアップデートしたことがないアプリは、この機会にアップデートしましょう。アプリを最新バージョンにアップデートすれば、iOS 7で最適に動作するようになります。アップデートの際には、バッテリーの使用量を抑えるためにWi-Fiを有効にしましょう。

自動アップデートを無効にする

アプリの自動アップデートはiOS 7に新たに追加された優れた新機能で、Wi-Fi経由でのみアップデートを実行するよう選択することもできますが、やはりバッテリーを消費してしまいます。自動アップデートを無効にするのも一つの選択肢です。

iOS 6とiOS 7が動作するiPhone 4。数字を見ればそのパフォーマンスは明らか

画面の明るさを抑える

自動明るさ調節機能はバッテリーの持ちを考慮しません。設定→明るさ/壁紙で最低限のレベルまで明るさを落としましょう。特にiOS 7の場合、バッテリー持続時間に大きな影響を与えます。

位置情報サービスをオフにする

GoogleマップのGPSは便利ですが、常に最寄りのスターバックスを把握しておく必要はないですよね。設定→プライバシー→位置情報サービスで、位置情報が不要のアプリは設定をオフにしておきましょう。

バックグラウンドで動作しているアプリ(GPSやWi-Fi)をすべて停止する

マルチタスクは素晴らしい技術です。ですが、バックグラウンドで動作する数十個のアプリを終了させたらどうでしょうか。ホームボタンをダブルタップすると起動中のアプリが表示されるので、常時動作させる必要がないアプリは終了しましょう。iOS 7では、新しいスイッチャーを使ってバックグラウンドのアプリを終了できます。

アプリを上にスワイプすると終了できます。

アプリの実行中にコントロールセンターを閉じておく

iOS7では、iPhone画面下部から指で上方向にスワイプすると、コントロールセンターが表示されます。これは便利な機能ですが、ゲームプレイ中でバトルが白熱しているときに、間違って画面の下部からコントロールセンターをスワイプして表示してしまう…、そんなゲームの楽しさを台無しにしてしまうケースもあり得るのです。そして、コントロールセンターを実行したままにしておくとバッテリーも消費します。ですから、新しくなったコントロールセンターメニューから無効にしておくことをお勧めします。

ダイナミック壁紙を使わない

新しいデバイスには、iPhone 4やiPad2/iPad3では利用できない視覚的効果が多数あります。ですが、新機能のダイナミック壁紙は、特に必要でない限り有効にしないことをお勧めします。

使わないサービスを無効にする

iOSでは、バックグラウンドで動作してバッテリーを消費する、位置情報サービスに代表されるサービスやリソースを無効にすることができます。設定→プライバシー→位置情報サービスを選択して位置情報サービスを無効にしましょう。

最後に表示されるシステムサービスにはたくさんのオプションがあります。どれを無効にするかは、慎重に検討してください。一部のサービスを停止すると、電話が正しく動作しない可能性があります。

一部のアプリのデータダウンロードを無効にする

iOS 7では、ユーザーにとって最も重要なアプリがどれかは認識されません。ですから、外出先で、モバイル接続(あるいは無料Wi-Fiネットワークを通じて)でデータをダウンロードしたいアプリはどれかを指定することができます。設定→Cellular (セルラー)を表示して、「Use Cellular Data For(セルラーデータの使用割合)」までスクロールダウンすると、iPhoneのデータ使用量を確認できます。

ここでは、ダウンロードしたすべてのアプリとデフォルトのアプリ、各アプリが使用しているセルラーデータ量が表示されます。不要なアプリはアンインストールしましょう。

よりシンプルな代替アプリを探す

Chromeだと、iOS 7にアップデートしたiPad 2では重すぎると感じるかもしれません。そんな時は、iOS 7で標準搭載のSafariを試してみてください。Safariでも、Chromeユーザーの間でおなじみの、一体型スマート検索機能が使えます。リソースを多く消費する画像アプリを使っていたり、画像アプリの使用頻度が高かったりするようなら、他のアプリを探すのも手です。

別のアプリの問題がある場合

iOS 7での不具合を解決するため、アプリはよく更新されます。Appleでは小さな不具合を改善するため、iOS 7のアップデートを定期的にリリースしています。

iPhoneやiPadでiOS 7の動作で不具合がありましたら、ぜひお聞かせください。

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