SNS護身術 第1回:「知らなかった」では済まされないFacebookの3つのプライバシー設定 (1/2)

SNS護身術 第1回:「知らなかった」では済まされないFacebookの3つのプライバシー設定 (1/2)

SNS護身術 第1回:「知らなかった」では済まされないFacebookの3つのプライバシー設定 (1/2)

あなたのFacebookページは会社の上司に見られても平気ですか? 「どうせ仲の良い友達しか見ないし、まいっか」と軽い気持ちで投稿したちょっと恥ずかしい写真や勢いで書いた文章が実際には世界中の人に公開されていた、なんて笑えない話を良く耳にします。しかもその結果、「悪ふざけがばれて仕事をクビになった」ケースや、「Facebookで浮気がバレた」などの悲劇的なケースも少なくありません。そのような事態になってから「Facebookのせいだ!訴えてやる!」と騒いでも、一度失った信用は戻ってこないでしょう。

そのうえ今では、他人のFacebook投稿内容を会社名や学校名などのキーワードで検索できる「Yahoo!リアルタイム検索」といったサービスも存在しており、特定の人物の情報を探し出すのも実は難しくありません。自分の投稿内容がどこまで公開になっているのかしっかりと把握し、その範囲を限定する設定をしなければあなたの個人情報が第三者に対してどこまでも漏れてしまっている可能性があります。

「上司 うざい」でYahoo!リアルタイム検索してみると、投稿者の実名を含む投稿が大量に表示されました。

さらに名前をクリックすれば投稿者のFacebookページにもアクセス可能。

Facebookのプライバシーポリシーはアップデートとともにコロコロ変わっています。2013年からはFacebook内での名前検索を拒否できなくなりました。Facebookに実名でアカウントを作成している場合、あなたの名前を知っている人なら誰でも、検索ウィンドウからあなたのページを見つけることができるのです。ちょっと怖いですよね。

Facebookはストーカーにとっては天国!?

このように次々とプライバシーポリシーが変わっていくため、過去にアクセスを制限する設定をしていても、そのままの設定で現在も個人情報が守られている保証はありません。これからもFacebookを安心して楽しめるように、今一度プライバシー設定の確認をおすすめします。

Facebookプライバシー設定は2回に分けてお送りします。1回目となる今回はプライバシー設定の最重要項目の1つ、投稿を共有する範囲を設定できる「共有設定」の設定方法をご紹介します。

楽しいことはFacebookで友達とシェアしよう!で、どこまでが友達なの?

共有設定

共有設定はFacebookのプライバシー設定の基本中の基本です。「共有設定」ではFacebookへの投稿が共有される範囲、つまり「誰があなたの投稿を見られるか」を設定できます。設定するにはまず、Facebookにログインして画面右上の歯車の形をしたアイコンをクリックし、「プライバシー設定」を選択しましょう。

次に表示されるプライバシー設定画面の左から「共有設定」をクリックして「私のコンテンツを見ることができる人」と書いてある右側の「公開」をクリックします。

「公開」をクリックするとプルダウンメニューが表示され、「今後の投稿を共有する範囲」を設定できます。注意すべきなのは、この設定が有効になるのは「今後の投稿」に限られる点です。

用途によって選べる共有範囲の選択肢

投稿を基本的に誰にも見せたくなくて、自分一人で楽しむ「ひとり言日記」にしたいのであれば「自分のみ」を選びましょう。何一つ隠すことはなく、自分の投稿のすべてを世界中の人と共有したいのであれば地球の形をしたアイコンの「公開」を選択しましょう。実際に友達かどうかはさておき、Facebookで「友達」になっている人だけに共有したいのであれば「友達」を選択しましょう。しかしこの「友達」の扱いが、ちょっとした曲者です。

Facebook上の友達は、実は三種類

実はFacebook上の友達は、「親しい友達」「友達」「知り合い」に区別できます。Facebookで誰かと友達になった後、設定を変えなければただの「友達」の状態です。実際のところあなたにとって知り合い程度でしかない場合、その人を「知り合い」リストに追加し、自分の投稿が見られないように設定することも可能です。

友達を分類するには、まずホーム画面左側の「友達」をクリック。

「友達」の下に「知り合い以外の友達」という選択肢があります。これを選択すると「知り合い」リストに追加している「友達」に投稿が見えなくなります。ちょっと分かりづらいですが、つまり「知り合い(リストに追加されている人)以外の友達」に限定して公開できるんですね。さらに「知り合い」リストに追加すると、その人の投稿があなたのタイムラインに表示されることもほぼなくなり、事実上Facebookで目にすることはなくなるでしょう。

「知らない人」ではないけど「友達」でもない、それが「知り合い」

Facebook上の「友達」にはなっているけど、この人とは何も共有したくない、そんな人たちの対策として活用しましょう。「友達」を解消すると角が立つけど、「知り合い」に設定して投稿することで、相手に知られずにこっそりと共有範囲を制限できるんですね。

「知り合い」などのリストに友達が入っていることは相手に通知されません

グループに含まれる人だけに公開できるリストを活用しよう

さらに、好きなテーマでグループを設定してそのメンバーにだけ投稿をシェアする事も可能です。例えばガンダム好きのグループを作ってガンダムのイベント写真をグループ限定で共有する事などができます。交友関係の広い人や様々な分野で活動している人には「会社の人」「家族」「ガンダム」などと複数のグループをつくり、投稿内容に関係のある人だけに情報を共有する、という使い方もおすすめです。

共有する相手を限定する「制限」を設けることで世間の目から「自由」になれる

また「知り合い」の逆の効果をもつのが「親しい友達」リストです。「親しい友達」リストでは、リストにはいっている人だけに投稿を共有したり、「親しい友達」の投稿を優先的に自分のタイムラインに表示させたりできます。

どのリストに誰を入れるか考える事、それは自分の人間関係を振り返る機会でもあります

シェアしたい相手だけとシェアしよう

いかがだったでしょうか?誰に見られているかわからない、という不安の中では投稿の内容を自分で規制してしまったりしてFacebookの使用自体が息苦しくなってしまうこともあるでしょう。しかしプライバシー設定を理解し効果的に利用することで、投稿の共有先をコントロールでき、そんな不安を解消できるのではないかと思います。自分の情報を誰にシェアしたいのか、誰にシェアしたくないのか、これを機に考えてみてはいかがでしょう。その答えが出た時にはプライバシー設定をお忘れなく。

プライバシー設定記事の2回目は、Facebook上の友達による「あなたに紐づけた情報」の共有範囲を設定できる「タイムラインとタグ付設定」をご紹介します。特に「タグ付」は知らないと自分の身に危険が及ぶだけでなく人の迷惑にもなりかねないので、みんながピースフルに使えるようにしっかり理解しましょう。では、また会う日まで。タグ&ピース!

■後半を読むにはこちらのリンクをクリック↓

SNS護身術 第1回:「知らなかった」では済まされないFacebookの3つのプライバシー設定 (2/2)

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